小久保 裕司
小久保歯科医院
小久保歯科医院
副院長
小久保 裕司


経歴
■〜1999年
鶴見大学歯学部 助手(クラウンブリッジ補綴学講座)
■2008年〜2011年
鶴見大学歯学部 講師(口腔顎顔面インプラント科 兼任)
■2012年〜2026年3月
鶴見大学歯学部 学内教授・口腔顎顔面インプラント科長
鶴見大学歯学部附属病院インプラントセンター 前センター長
■2026年4月〜
鶴見大学歯学部 臨床教授
歯学博士(鶴見大学)対応治療法
- サイナスリフト
- GBR
- オールオン4
所属学会
診察における信念、こだわり
「インプラントを入れることを、治療のゴールにしない」
インプラント治療の本当のゴールは、インプラントを入れることではなく、しっかり噛めること、自然に話せること、見た目に違和感がないこと、そして長く安定して使い続けられることです。
そのため、インプラントを埋入する位置だけでなく、その上に装着する歯(上部構造)の形、噛み合わせ、清掃のしやすさ、治療後のメンテナンスまで含めて治療計画を立てています。
治療方法は一つではありません。患者様にとって本当に必要な治療は何かを一緒に考え、納得していただいたうえで治療を進めることを大切にしています。
小久保裕司先生のインプラント治療への取り組み
補綴とインプラントの両分野に携わってきた経験
小久保先生は、鶴見大学歯学部のクラウンブリッジ補綴学講座で助手を務めたのち、2008年からは講師として口腔顎顔面インプラント科を兼任しました。2012年から2026年3月までは学内教授・口腔顎顔面インプラント科長として、インプラントの診療と教育に携わってきました。2026年4月からは臨床教授を務めています。
インプラント治療では、骨に埋め込むインプラント体の位置が適切であっても、その上に装着する人工歯の形や噛み合わせが合っていなければ、長く安定して使うことはできません。補綴とインプラントの両分野に携わってきた経験から、治療の始まりから最終的な噛み合わせまでを一貫して考えた治療設計を大切にしています。
噛み合わせと上部構造まで考えた治療設計
インプラントは天然歯と違い、歯根膜というクッションのような組織を持ちません。そのため、噛む力が強くかかりすぎると、上部構造の破損やスクリューの緩み、周囲の組織への負担につながることがあります。
一本だけの欠損であっても、隣の歯、噛み合う歯、反対側の歯とのバランスを確認したうえで、噛みやすく、清掃しやすく、見た目にも自然な上部構造を目指します。
治療後のメンテナンスまで見据えて
インプラントは虫歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきや骨に炎症が起こること(インプラント周囲炎)があります。治療後も長く使い続けるためには、定期的なメンテナンス、清掃状態の確認、噛み合わせのチェックが欠かせません。治療前の説明だけでなく、治療後の管理の方法まで含めてお伝えすることを心がけています。
小久保裕司先生の研究実績
科学研究費補助金(科研費)による研究
| 区分 | 研究課題 | 期間 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 若手研究A | CAMシステムを用いた インプラントカスタムアバットメントフレームの製作 | 1999年 | 代表研究者 |
| 基盤研究C | 人工舌の開発 (導電性ポリマーを用いた蛇行運動の再現) | 2008〜2010年 | 分担研究者 |
| 基盤研究C | シングルインプラント支持 オーバーデンチャーの前向き研究 | 2011〜2013年 | 分担研究者 |
| 基盤研究C | インプラントオーバーデンチャー用 新型マグネットアタッチメントの開発 | 2013〜2015年 | 分担研究者 |
カスタムアバットメントは、インプラント体と被せ物をつなぐ部品を、患者様一人ひとりの歯ぐきの形やインプラントの位置に合わせて設計するものです。小久保先生は、CAD/CAM(コンピューターによる設計・製作)が広く普及する前の1999年から、この分野の研究に取り組んできました。
主な研究テーマ
- オールセラミック修復の臨床評価:Procera AllCeram、In-Ceram、Cercon(ジルコニア)などについて、適合性・破折荷重・長期経過を評価
- インプラント上部構造の強度設計:奥歯のインプラントに装着するオールセラミックの被せ物について、内部の骨組み(フレームワーク)の設計が強度に与える影響を検討
- インプラントオーバーデンチャー:インプラントで入れ歯を安定させる治療について、前向き研究やマグネットアタッチメントの開発に参加
- 顎顔面インプラントによる再建:下顎の欠損がある患者様へのインプラントによる機能再建
- 即時荷重インプラントの臨床評価
主要論文(抜粋)
国際学術誌
- The effect of core framework designs on the fracture loads of all-ceramic fixed partial dentures on posterior implants(Journal of Oral Rehabilitation,
2007/スウェーデン・マルメ大学との国際共同研究) - Clinical evaluation of Procera AllCeram crowns in Japanese patients: results after 5 years(Journal of Oral Rehabilitation, 2009)
- Clinical marginal and internal gaps of In-Ceram crowns fabricated using the GN-I system(Journal of Oral Rehabilitation, 2005)
- Clinical marginal and internal gaps of Procera AllCeram crowns(Journal of Oral Rehabilitation, 2005)
- Occlusion recording device for dental implant-supported restorations(Journal of Prosthetic Dentistry, 2006)
- Nondestructive examination of all-ceramic fixed partial denture with microcomputed tomography(Journal of Prosthetic Dentistry, 2003)
- The influence of zirconia coping designs on the fracture load of all-ceramic molar crowns(Dental Materials Journal, 2011)
- Procera custom abutment fabricated from a scanned provisional abutment: A case report(Prosthodontic Research & Practice, 2007)
国内学術誌
- 鶴見大学歯学部附属病院インプラントセンターにおける臨床報告(日本補綴歯科学会誌, 2025, Vol.17(1): 33-39)
- 歯学部臨床実習生へのインプラント教育実習導入の試み(日本顎顔面インプラント学会誌, 2006, Vol.5(1): 3-8)
- ブローネマルクシステム・ノバムの使用経験(鶴見歯学, 2003)
インプラント治療の費用
小久保歯科医院のインプラント料金
| インプラント埋入手術(歯根部) | 176,000円〜/1本(税込) |
|---|---|
| インプラントの歯(上部構造) | 165,000円〜220,000円/1本(税込) |
| インプラント義歯 | 費用の詳細は医院へお問い合わせください |
※2026年11月2日時点の、小久保歯科医院 公式サイトの料金表によります。骨の状態や本数、骨造成の有無によって費用は変わります。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
よくある質問
鶴見大学歯学部で、補綴学(被せ物・入れ歯)と口腔顎顔面インプラント学の教育・研究・臨床に携わってきた歯科医師です。インプラントを埋入する位置だけでなく、被せ物の形や噛み合わせまで含めて治療を考えることを大切にしています。
医療法人社団翔美会 小久保歯科医院
所在地
〒142-0042
東京都品川区
豊町6-2-2 サンハイム中延 2F
都営浅草線 中延駅から徒歩2分・駐車場あり
電話番号
診療時間
月・火・木・金・土
09:30〜13:00 / 14:00〜18:00
日曜日
10:00〜15:00
休診日
水曜日・祝日



推薦人からのコメント
小久保先生は、補綴(被せ物・入れ歯)とインプラント治療の両方に深い専門性を持つ先生です。鶴見大学歯学部で長年、クラウンブリッジ補綴学と口腔顎顔面インプラント学の教育・研究・臨床に携わり、オールセラミック修復、ジルコニア、CAD/CAMカスタムアバットメント、インプラント上部構造の強度設計などの研究を重ねてこられました。
「どこに埋めるか」だけでなく、「どのような歯を入れ、どう噛ませ、長くどう守るか」まで考えて治療を組み立てられる先生です。