奈良県内のインプラント名医が在籍する歯科医院一覧

歯科YASデンタルクリニック登美ヶ丘本院

患者様の笑顔を追求する
包括的歯科医療
~立木靖種先生インタビュー~

立木 靖種先生

患者様の笑顔を追求する包括的歯科医療
~立木靖種先生インタビュー~

30年にわたりインプラント治療の最前線で活躍し、大阪大学での学術研究と臨床実践を両立させながら、患者様本位の医療を追求する立木靖種先生に、理想の歯科医療についてお話を伺いました。

歯科医師としての歩みと医院発展

まず、先生のこれまでの歩みについてお聞かせください。

1995年に岡山大学歯学部を卒業後、大阪インプラントセンターで3年間研鑽を積みました。1998年に歯科YASデンタルクリニックを開設し、2001年には医療法人慈心会を設立、2003年に現在の登美ヶ丘本院を開設しました。その間、社会人として大阪大学大学院に進学し、2014年に博士号を取得しています。

大阪インプラントセンターでの3年間は、私の歯科医師人生において極めて重要な期間でした。当時の日本では、まだインプラント治療が一般的ではなく、専門的な教育を受けられる施設も限られていました。そこで最先端の技術と考え方を学べたことが、その後の診療の基盤となっています。

開業後も常に学び続ける姿勢を持ち続けたいという思いから、社会人大学院に進学しました。日々の臨床で感じる疑問を学術的に検証し、それを再び臨床に還元する。この循環が、より質の高い医療を提供する鍵だと確信しています。

医院の発展過程で重視されたことは何でしょうか?

開業当初から一貫して「本当に来て良かったな」と患者様に思っていただくことを最重要視してきました。そのため、診療中の快適さの追求、チャイルドルームなどの設備充実、最新機材の導入、各分野専門医によるチームアプローチなど、総合的な医療環境の整備を段階的に進めてきました。

特に力を入れてきたのは、患者様がリラックスして治療を受けていただける環境づくりです。歯科治療に不安を感じる方は多く、その不安を少しでも和らげることが、治療の成功にもつながります。待合室の雰囲気、診療室の清潔さ、スタッフの対応──すべてが患者様の安心感に影響します。

また、お子様連れの患者様も安心して通院いただけるよう、チャイルドルームを完備しています。子育て中の方々にとって、歯科治療は後回しになりがちです。しかし、親御さんの口腔健康は、お子様の健康にも影響します。子育て世代を支えることも、私たちの重要な役割だと考えています。

学術と臨床の両立

大学院での研究についてお聞かせください。

「インプラント外科手術における初期固定に関する研究」をテーマに、インプラント治療の成功率向上を目指した基礎研究に取り組みました。学会発表や英語論文の執筆を通じて、臨床での疑問を学術的に検証し、それを再び臨床に還元するサイクルを確立できたことは大きな財産です。

初期固定とは、インプラントを顎骨に埋入した直後の安定性のことです。この初期固定が十分でないと、インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)がうまく進まず、治療が失敗する可能性があります。臨床では、骨の質や量、埋入時のトルク値など、様々な要因が初期固定に影響することを実感していました。

この臨床的な疑問を、大学院で科学的に検証できたことは、私にとって大きな成果でした。研究を通じて得られた知見を臨床に活かすことで、より確実なインプラント治療を提供できるようになりました。開業医でありながら学術研究を続けることは容易ではありませんでしたが、患者様により良い医療を提供するためには不可欠だったと思っています。

学術活動が臨床にもたらす効果についてはいかがでしょうか?

研究を通じて得られた科学的根拠は、患者様への説明においても非常に重要です。なぜこの治療法が最適なのか、どのような根拠があるのかを、データに基づいて説明できることで、患者様の理解と安心につながっています。

また、OJ(Osseointegration Study Club of Japan)の常任理事として、国内の研究者や臨床医との交流も深めています。学会での発表や議論を通じて、常に最新の知見をアップデートし、それを奈良の地で患者様に還元できることが、私の大きな喜びです。

CLUB22や再生歯科フォーラムなど、複数の学術団体に所属しているのも、多角的な視点から歯科医療を捉えるためです。一つの考え方に固執するのではなく、幅広い知識と経験を統合することで、真に患者様のためになる治療ができると信じています。

包括的治療体制の構築

医院の特徴や強みを教えていただけますか?

当院の最大の特徴は、一般治療からインプラント治療まで、すべての治療を包括的に提供できることです。サイナスリフト、GBR、オールオン4などの高度なインプラント治療にも対応し、各分野の専門医が連携してチーム医療を実践しています。

サイナスリフトやGBRといった骨造成技術は、骨の量が不足している方でもインプラント治療を可能にする重要な技術です。30年の臨床経験を通じて、様々な症例に対応してきました。困難な症例であっても、適切な診断と綿密な治療計画があれば、多くの場合、安全に治療を行うことができます。

オールオン4は、すべての歯を失った方や、残存歯の保存が難しい方に対する革新的な治療法です。わずか4本のインプラントで片顎全体を支えるこの治療法は、患者様の身体的・経済的負担を大幅に軽減できます。当院では、最新の設備と豊富な経験を活かし、安全で確実なオールオン4治療を提供しています。

副院長の和田誠大先生との連携体制について教えてください。

和田先生は大阪大学でインプラント治療と補綴治療の両分野で専門医・指導医の資格を持つ稀有な存在です。彼のスウェーデン留学で得られたメインテナンス技術と、インプラント周囲疾患に関する研究実績により、当院の治療レベルは飛躍的に向上しました。高齢化社会における長期的なインプラント管理についても、彼の専門知識が不可欠です。

和田先生がスウェーデンで学んできたのは、単なる治療技術だけではありません。予防を重視し、長期的な視点で患者様の口腔健康を守るという考え方そのものです。スウェーデンは予防歯科の先進国であり、その理念と実践方法を学んできた彼の存在は、当院にとって計り知れない財産です。

特にインプラント周囲疾患(インプラント周囲炎)の予防と治療は、インプラントの長期的な成功に不可欠です。和田先生の専門的な知識と技術により、患者様のインプラントを生涯にわたって守る体制が整っています。このような専門医との連携こそが、包括的な歯科医療を実現する鍵なのです。

患者様本位の医療理念

「人として皆様と接する」という理念について詳しくお聞かせください。

歯科医師である前に一人の人間として、患者様の悩みを自分のことのように受け止めることを心がけています。単に歯を治すのではなく、患者様の生活の質向上、人生の豊かさに貢献したいという思いが、この理念の根底にあります。

医療法人慈心会という名称には、「慈しみの心を持って医療を提供する」という私たちの想いが込められています。患者様一人ひとりが抱える悩みや不安は、その方の人生そのものです。歯の問題で食事が楽しめない、人前で笑えない、話すことに自信が持てない──これらは単なる口腔の問題ではなく、その方の生活の質、人生の幸福度に直結する深刻な問題です。

だからこそ、私たちは単に「歯を治す」のではなく、「患者様の人生を支える」という使命感を持って診療にあたっています。この理念は、開業以来30年間、一度もぶれたことがありません。

患者様とのコミュニケーションで大切にされていることは?

十分な時間をかけた説明と、患者様との対話を重視しています。特にインプラント治療においては、あらゆる治療選択肢を提示し、患者様の価値観やライフスタイルに合わせた最適な治療計画を一緒に立てることを大切にしています。

インプラント治療は、複数の選択肢があります。インプラントの本数、種類、骨造成の必要性、治療期間、費用──これらすべてについて、患者様に十分に理解していただいた上で、納得して選択していただくことが重要です。一方的に「この治療が最善です」と押し付けるのではなく、患者様と共に考え、決定していくプロセスを大切にしています。

高齢化社会への対応

高齢化が進む中で、インプラント治療において留意されていることは?

和田先生の専門領域でもありますが、将来的な介護状態も見据えた治療計画の立案が重要です。手先の器用さの低下や認知機能の変化を考慮し、メインテナンスしやすい設計や、義歯との併用治療なども積極的に検討しています。

インプラント治療を受ける患者様の高齢化が進んでいます。60代、70代でインプラント治療を受けられる方も珍しくありません。その場合、10年後、20年後には介護が必要になる可能性も考慮しなければなりません。ご自身でのケアが難しくなったとき、介護者がメンテナンスしやすい設計になっているか。万が一、インプラントにトラブルが起きたとき、対処しやすい構造になっているか。これらを見据えた治療計画が必要なのです。

チーム医療の実践

スタッフ教育や連携について教えてください。

各分野の専門性を活かしたチームアプローチを実践しており、定期的な症例検討会や勉強会を通じて、チーム全体のレベル向上を図っています。患者様の笑顔を見ることが私たちの最大の喜びであることを、スタッフ全員で共有しています。

インプラント治療は、歯科医師だけでできるものではありません。歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフ──すべてのスタッフが専門知識を持ち、チームとして連携することで、初めて質の高い医療が実現します。当院では、スタッフの継続的な教育に力を入れており、外部セミナーへの参加も積極的に支援しています。

地域医療への貢献と今後の展望

最後に、患者様へのメッセージをお願いします。

口腔の健康は全身の健康と密接に関わっています。私たちは単に歯の治療を行うのではなく、患者様の生涯にわたる健康と笑顔を支えるパートナーでありたいと考えています。

30年の臨床経験、大阪大学大学院での研究実績、そして副院長である和田先生をはじめとする専門医チーム──これらすべてを結集して、患者様一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。学術的根拠に基づいた安全で確実な治療を提供し、患者様に「本当に来て良かった」と心から思っていただけるよう、これからも精進してまいります。

奈良という地域に根差しながら、世界水準の歯科医療を提供する。それが私たちの使命です。どうぞお気軽にご相談ください。

歯科YASデンタルクリニック登美ヶ丘本院

所在地
〒631-0004
奈良県奈良市登美ヶ丘2-2-17
電話番号
0742-48-0181
診療時間

平日:
09:00~12:30 / 14:30~19:00
土:
09:00~12:30 / 14:30~18:00
※受付時間:診療終了時間の30分前まで

休診日
日曜日・祝日
公式サイト
https://www.yas-i.com/
所属学会
・日本補綴歯科学会会員
・日本顎咬合学会会員
・日本口腔インプラント学会会員
・再生歯科フォーラム会員
・OJ(Osseointegration Study Club of Japan)常任理事
・CLUB22会員