岩手県内のインプラント名医が在籍する歯科医院一覧

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守口歯科クリニック

世界基準の歯科医療を追求する国際派
~守口和先生インタビュー~

守口 和先生

世界基準の歯科医療を追求する国際派
~守口和先生インタビュー~

米国、スウェーデン、ドイツ、スイスなど世界各国の大学で研鑽を積み、カーンバーグスクールの校長を務める守口和先生に、グローバルな視点から見た最新の歯科医療についてお話を伺いました。

世界標準の歯科医療を求めて

まず、先生の国際的な経験についてお聞かせください。

1999年に岩手医科大学歯学部を卒業後、まず岩手医科大学歯科放射線科で診断の基礎を学びました。そして2001年に米国南カリフォルニア大学歯学部への留学を皮切りに、世界各国の大学で学びを深めてきました。特に2014年のニューヨーク大学インプラント科卒業後は、スウェーデン、オランダ、ドイツ、スイス、スペイン、ポルトガルと、ヨーロッパを中心に研鑽を重ねてきました。

2005年にはスウェーデンのイエテボリ大学顎顔面外科に留学し、INTERNATIONAL ACADEMY FOR IMPLANTOLOGY IAIを修了しました。また、ブカレスト大学インプラントコースも修了し、ヨーロッパの最先端技術を吸収してきました。2018年以降は、スウェーデンのマルメ大学、オランダのフローニンゲン大学、ドイツのデュッセルドルフ大学、スイスのチューリッヒ大学、スペインのマドリード大学、ポルトガルのリスボン大学と、ヨーロッパの主要大学で最先端の技術を学び続けています。

そのような経験が、現在の診療にどのように活かされていますか?

世界各国での学びを通じて、グローバルスタンダードの治療技術と考え方を習得することができました。特に2020年からは、スウェーデンのカール・エリック・カーンバーグ先生が東京で開校されたカーンバーグスクール(3年コース)の校長を務めており、世界最高水準の歯科医療を日本に広めることに力を入れています。

ヨーロッパインプラント学会(E.A.O)の正会員として、また3年間にわたるEAOエディケーションプログラムへの参加を通じて、常に最新の知見をアップデートしています。世界各国で学んだ技術を、盛岡の地で患者様に提供できることが、私の大きな喜びです。海外の最新技術を日本の実情に合わせて応用し、患者様にとって最善の治療を実現することが私の使命だと考えています。

人材育成への情熱

約60人の歯科医師を育成されたそうですね。

はい。1979年の開業以来、父である守口憲三と共に、次世代の歯科医師の育成に力を入れてきました。私自身が世界中で学んだ経験を活かし、グローバルな視点を持った歯科医師の育成に取り組んでいます。

2004年からメデントインスティテュートのエグゼクティブインストラクターとして、多くの歯科医師に向けたセミナーを行っています。実践的な技術指導を通じて、日本の歯科医療レベルの向上に貢献しています。また、各インプラントメーカーで講師も務めており、最新のインプラントシステムの正しい使用方法や、骨造成技術、審美的な補綴物の製作まで、幅広いテーマで指導を行っています。

教育において私が最も大切にしているのは、単なる技術の伝承ではなく、「なぜそうするのか」という思考プロセスを共有することです。世界各国で学んだ科学的根拠に基づいたアプローチを、次世代の歯科医師に伝えていくことで、日本の歯科医療全体のレベルアップにつながると信じています。

「歯に人生をかける」という理念

診療における理念についてお聞かせください。

「歯に人生をかける」というのが当院の理念です。これは、患者様のお口の中に私たちの人生をかけるという決意表明です。常に最新の技術と設備を備え、患者様のために何ができるか、何をしてあげられるかを考え続けています。

父が1979年の開業以来守り続けてきたこの理念を、私も受け継いでいます。患者様の歯を守ることは、その方の人生を支えることに他なりません。食事の楽しみ、会話の喜び、笑顔の自信──これらすべてが、健康な歯があってこそ成り立つものです。

この理念は、単なる言葉ではありません。毎日の診療において、患者様一人ひとりと真摯に向き合い、その方にとって最善の治療を追求する。そのために、私たちは常に学び続け、技術を磨き続けることを約束しています。

快適な診療環境の追求

医院の特徴についてお聞かせください。

患者様の快適な治療のために、スタッフの環境作りを重視しています。最新の設備を整えることはもちろん、スタッフが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることで、より質の高い医療を提供できると考えています。

当院では、リニューアルを重ねながら、常に最先端の設備と清潔で落ち着いた診療空間を維持しています。インプラント治療は外科処置を伴うため、衛生管理が極めて重要です。国際基準に基づいた感染対策を徹底し、患者様が安心して治療を受けていただける環境を整えています。

また、CTなどの最新の診断機器を完備し、精密な治療計画の立案が可能です。デジタル技術を活用することで、より安全で正確なインプラント治療を実現しています。患者様にとって快適で、スタッフにとって働きやすい環境を作ることが、最高の医療サービスを提供する基盤だと考えています。

国際水準の高度治療

具体的な治療についてお聞かせください。

サイナスリフト、GBR、オールオン4など、高度なインプラント治療を提供しています。これらの治療において、ヨーロッパインプラント学会(E.A.O)正会員としての知見や、世界各国での研修経験を活かした、国際水準の治療を提供しています。

サイナスリフトは、上顎の骨が不足している方でもインプラント治療を可能にする骨造成技術です。スウェーデンやスイスで学んだ最新の技術により、より安全で確実な骨造成が可能になりました。GBR(骨再生誘導法)も、骨の厚みや高さが不足している部位に骨を再生させる重要な技術で、多くの症例に対応してきました。

特にオールオン4については、デジタルガイデットサージャリーなど最新の技術を積極的に導入しています。骨の状態が厳しい症例でも、世界各国で学んだ骨造成技術や、綿密な治療計画により、安全で確実な治療を実現しています。ICOIインプラント国際学会、国際レーザー学会での知見も活かし、患者様一人ひとりに最適な治療法を提案しています。

日本訪問歯科協会での活動

地域医療や高齢者医療への取り組みについてお聞かせください。

日本訪問歯科協会の会員として、通院が困難な高齢者の方々への訪問診療にも力を入れています。インプラント治療の専門知識を持つ歯科医師だからこそ、訪問診療でもより高度な対応が可能だと考えています。

高齢化が進む中、歯科医院に通院できない方々にも質の高い歯科医療を提供することは、私たちの重要な使命です。インプラントのメンテナンスや、口腔機能の管理など、訪問診療においても専門的なケアを提供できる体制を整えています。地域に根差した医療機関として、すべての世代の患者様の口腔健康を守ることが、私たちの責任だと考えています。

未来を見据えた歯科医療

最後に、患者様へのメッセージをお願いします。

世界標準の歯科医療を盛岡の地で提供することが、私たちの使命です。長年の国際経験と、常に最新の技術を追求する姿勢で、患者様一人ひとりの理想的な口腔環境の実現をサポートいたします。

米国、ヨーロッパ各国で学んだ最先端の技術と、父から受け継いだ「歯に人生をかける」という理念。この両輪があるからこそ、真に患者様のためになる医療を提供できると確信しています。インプラント治療を通じて、患者様のより豊かな生活をサポートしたいと考えています。

わざわざ東京や海外に行かなくても、地元・盛岡で世界水準のインプラント治療を受けられる。それが、私が世界中で学んできた理由であり、目指す歯科医療の姿です。どうぞお気軽にご相談ください。

守口歯科クリニック

所在地
岩手県盛岡市西松園3丁目23-10
電話番号
019-663-1717
診療時間
月・火・水・金・土 09:30~12:00 / 14:30~17:30
木 09:30~12:00
休診日
日曜日・祝祭日・木曜日午後・第一/第三土曜日
公式サイト
https://moriguchi-1717.com/
学歴・経験
・1999年 岩手医科大学歯学部卒業
・2001年 米国南カリフォルニア大学歯学部留学
・2014年 ニューヨーク大学インプラント科卒業
・2020年 カーンバーグスクール校長就任
・その他、欧州各国の大学での研修実績多数
所属学会
・E.A.O ヨーロッパインプラント学会 正会員
・日本訪問歯科協会
・歯科放射線学会
・ICOIインプラント国際学会
・国際レーザー学会